突然ですがやっぱり逃げるわけにも誤魔化すわけにもいかないので、数日前に甘いパンのようなものを食べてしまったこと、ここで懺悔します……
甘いパンのようなものだけどなんなのかは具体的によくわからない、日本ではお目にかかったことのない、ちいさくてギュッと締まった、とにかく甘くて……あんまり美味ではなくショック。
わりいことは出来ねえもんです。
◆この半年間の砂糖断ちルールと効果
でもそれ以外はまあまあ順調に進んでいる砂糖断ち。
糖質制限ではないので、私のやり方というかルールはゆるいものです。
■砂糖の入ったお菓子を食べない(食べたけど……)
■炭水化物を好きに摂っていいのは昼
■夜は炭水化物は控え、摂る場合はなるべく玄米を少量
■黒砂糖やはちみつやメープルシロップも避ける
■人様にお誘いを受ければ大喜びで何時でもなんでも食べる
最後の項目は私がとくに人気者じゃないからあっても成り立つけど、とんでもない人気者で毎日お誘いがあったら台無しですね。
人気なくてよかった……!
結局のところお菓子、お菓子さえ抜くことができればいいのです。
なんだかんだで砂糖断ち再開してから一か月以上経ちますが、今の時点で私が感じる効果は、
■肌のくすみが抜けて白く透明感が出る
■キメが細かくなり鼻の黒ずみや毛穴がちいさくなる
■潤いが出て、油分と水分のバランスが良くなる
と、夢のようなこと言っているみたいですが、実感したことです。
手ざわりが良くなりもっちりするし、くすみ抜けはすぐ感じました。
糖分を摂りすぎることによって発生するAGEsは身体を焦げ付かせる、と言われているのでくすみこそが砂糖による一番の害なのかもしれません。
◆とくに身体の乾燥に劇的効果が!
そして私が個人的に一番劇的な改善を感じるのは、乾燥です。
それは私がもともと乾燥肌だから劇的な変化が感じられるのかも。
あるいはそもそも乾燥肌なのは砂糖中毒だったからかもしれません。
顔やらの乾燥の改善はもちろん感じられるのですが、それはそれほどに劇的というわけではありません。
顔は化粧品を使ってぜったい乾燥しないよう常に気を使っているし、だいたいが私が乾燥に最も悩んでいるのは顔ではなく……
踵です、かかと。
踵は身体の中で最も見せたくない部位かもしれない。
もっとあるでしょと言われればまああるんだけど現実的じゃないので、現実的に人様にさらすところなら、もう、圧倒的に、かかと。
やすりでこするとか、そんなの一時的なものだし、満足できない。
ときどき踵がものすごくふかふかでキレイな男性など見かけると、ちょ、なんで、必要?あなたそんなふかふかの踵、必要?ともう恥も外聞もなくあからさまに嫉妬をむき出しにするくらい、踵に対するコンプレックスは凄まじいものがあるのです。
前に砂糖断ちしたときも気がついたのですが、糖分を控えることにより、踵のがさがさ、改善します。
少なくとも私は、します。
あこがれのふかふか踵になれる可能性を、ちょっと見出しています。
すばらしい。全国のふかふか踵にあこがれる皆さん、
これは一筋の希望の光ですよ……!
◆継続のコツは、しょっぱいおやつ
しかしとにかく継続しないと意味がないのです。
とくに最初の数週間が地獄のようなのですが(中毒患者にとって)、私がこの期間を乗り切った方法として、
「甘くなくてあまり好きではない間食をひとつだけ許可しておく」
というのがあります。
砂糖中毒はとにかく甘い味が好きなので、甘くないお菓子はあまり好きではない場合が多いと思うのです。
私はそうでした。
甘くないのにお菓子とか、なにそれ?と軽蔑の目で見ていました。
私の場合はポテトチップスが子供のころから好きではなく、イモじゃん、て思ってたのです。
イモじゃん、てイモなんですけどね。逃げも隠れもしない。
イモなので思いっきり炭水化物を多く含み、悪い油もたっぷりです。
でも好きではないのでべつに食べていてそれほど喜びがなく、だからこそ過剰摂取はしないのです。そして砂糖の甘さがない。
間食が食べたくなったらポテトチップスだけは自分に許されていると刷り込み、間食として自分が味わえるのはこのしょっぱい味なのだと思い込むのです。
甘い味を自分の生活から追い払うのが目的なのです。
そのうちに甘いものが必要じゃなくなる時期が来て、そうしたらそのころにはポテトチップスもお役御免になるはず。
ポテトチップス好きというひとは多そうなので、好きなひとはべつのもの、柿ピーとかおかきとかそれぞれ選んでください。
しかしハッピーターンはアウト!
あれは「甘じょっぱい」にカテゴライズされます!ダメ!
「好きじゃないもの」というのがこの方法のポイントなので、「しょっぱくて好きなお菓子」を選ぶのはダメです。
好きじゃないものにお金を使うのもむなしくなるし、砂糖中毒にとってはとにかく「私はしょっぱい味しか好きじゃない」
と、どれだけ本気で思い込むことができるかが勝負なのです。
私は今回はプレーンヨーグルトで頑張っています。
しょっぱくないんだけれど、ヨーグルト研究も兼ねてのことです。
あとイマイチな数値で発表するのもアレですが、体重は2キロ落ちました。
体重の落ちはいまいちですが、身体は締まるのです。
しかし夕方からずっとレモンタルトが食べたい。
誰か誘ってくれないかななどと甘えておる……人気者でなくてよかった!