なんだかずっと粉モノが食べたい……
甘い粉モノ。
砂糖断ちはたしかに砂糖に対する欲求はなくなってくるけど、ふとした瞬間になんというか「揉み返し」みたいな激しい欲求が襲ってくることがあます。
これはやはり先進国で生きていく限り美しく華やかな菓子類を目にしない日なんてないということや、いただいた高級菓子をありがたく頂戴することだってあるから、そういったことが我々に揺さぶりをかけてくるのだと思うのです。
菓子類が法律で禁止されない限り、砂糖断ちというのは永遠に続く我慢。
ある程度楽にはなるけれど、波はある。
こうして血管切れそうなくらい欲求の波が襲ったとき
私を救ってくれるのは、バナナ様。
バナナ様!バナナ様!
正直言えばバナナの糖分は果物の中でもダントツで、決して大量に食べていいものではないらしい。
それならばかつて流行った朝バナナダイエットとはなんだろう、と思ってしまうのですが、私個人の経験を言えばあれにはとくにこれという効果はありませんでした(3か月実践した)。
今私にとってバナナが万能なのは、砂糖入ってないのにこれだけ甘くてさらにいろんなアレンジが可能だからです。
こんな風に粉モノの甘いものが欲しくなったらフライパンでバナナ・ケーキを焼けばよい。
茶色くなったバナナがあれば砂糖なしで作ることが出来ます。
わりと分量は適当にいつもやっています。
■小麦粉100g
■ベーキングパウダー小さじ1
■卵一個
■バナナ2本
まずバナナを滅多切りにし、スプーンかフォークの背でつぶす。
それから他の材料と混ぜて、好みで少し牛乳や生クリームを加えても良し。
バナナはつぶしきれずにごろごろした状態でも大丈夫。
フライパンに油を敷き、中火で蓋をしてじっくり焼きます。
簡単で、暖かくても、冷蔵庫で冷やしても良く昼食にも持っていけて、十分甘い。
今日は久しぶりで焦げてしまったけれど、ありのままのバナナ・ライフをさらします。
粉モノ欲求が満たされて、落ち着いて砂糖断ちが出来ます。
ほかにプリンもできるし、パンに載せてトーストしてもいいし、ヨーグルトに丸ごと一本入れるだけで満腹。
砂糖断ちのお供バナナ。
波が来そうなときはいつでも作れるように買い置きし、茶色くなるのを待ちます。