昨夜は中秋の名月でしたが、団子は食べず見るだけ。
これを逃すと20年見られないと言われているスーパームーン。
とにかく地球に近づいてでっかくでっかく見える、とのこと
正確には9日の、日本時間で午前10時くらいだそうですが
それならもう、フランスでは8日の夜がスーパームーンなのでは。
しかしあんまり大きくはない。街灯の方が目立っている。
エッフェル塔の左側にちょこんと見えます。
よく満月に近くなると食欲が増す、というようなことを言いますが
そのせいなのか、というか、もうそのせいにしたいのだけど
クッキー食べたくて仕方がない夜を過ごしました。
まるいからね……
さて、たまには欲望に負けるし、人間関係は大切にしたいので
誰かに、チーズケーキ作ってきたの!食べよう!などとお誘いを受ければ
もちろん大喜びでいただく、というのは私の砂糖断ちルールのひとつです。
だからまったく食べてないとは言えないのですが
基本的にひとりのときは甘いものを食べない、料理にも砂糖を使わない
というやり方ではじめて、ようやく半年が経ちました。
半年で私が感じている効果をまとめてみます。
■乾燥肌の改善
なんといってもこれが一番大きい。とにかく乾いて仕方なく
それがさらに乾燥してるヨーロッパの空気にさらされ
砂漠のようだった私の肌は、砂糖断ち抜きにはもう成立しません。
頬のかさつきがなくなり、ハンドクリームを塗る回数が減り
なにより踵が柔らかくなった!この踵効果がすばらしい。
■美白効果、透明感が出る
9月に入ってから、鏡を見て「白くなったな」と思いました。
時期的には黒くなってるはずなのに!
これには紫外線対策ももちろん外せませんが
普通に色白になったというのではなく、くすみが消えます。
同じ色白でもくすんだ白と抜けるような白、ではまったく違います。
■炎症がおさえられる
私はちょっと忙ししくなるとすぐに蕁麻疹が出る体質なのですが
それがどれだけ忙しくてもほとんど出なくなりました。
少し出るけど、「出るか?」と思うとひゅっとひっこんでしまう。
アレルギー、花粉症、などもおそらく緩和されるはずです。
■異常な食欲がなくなる
異常というか、たとえば「アイス食べたい!」と思うと
いても立ってもいられなくてつい買いに出かけてしまう、とか
そういうことも以前はよくありましたが、今はほとんどの欲望は
数秒我慢すればスッとひっこむようになりました。
食べたい、と思ったら水かお茶を飲みながら、30秒考えるようにします。
そうするとたいていの欲求は嘘のように消え去っています。
「あれ、今の嘘!食べたくない!」と思ってる。
■ダイエット効果
もちろん痩せます。そして痩せすぎない。
ちょうどいい体重を維持することが出来ます。
私は半年前に比べると3キロ痩せて、そのままキープしています。
これは今のところ私のベスト体重だと思っています。
この砂糖断ちは、一生続けようと今のところ思っています。
もちろん今の「ちょっとゆるい」ルールでないと続けられませんが
砂糖断ちは半年続けても、一年続けても、十年続けても
ある日ふと強い誘惑があったり欲望が呼び起こされたり
山あり谷ありなのではないかと想像しています。
私だって半年の間に何度も誘惑がありました。
私が砂糖断ちをしていると言うと
「それは無理!簡単に出来る方法ない?」
とよく訊かれるのですが、それは……ありません!ない!
甘いものが好きだからこそ絶つ必要があるのであって
好きなものを食べないようにするというのはもちろん苦痛です。
でも個人的にはもし砂糖断ちを簡単に出来る方法があったとしたら
ちょっとがっかりすると思う。
これはたぶん登山やマラソンと同じで、たとえばどこでもドアで
ひゅっと頂上やゴールにたどり着いたとしたらそこに達成感や
付随する喜びや快楽というものは存在しないのだから。
ただ、私が砂糖断ちを続ける上でとても大事だったことがあります。
それは、自分の中で最高のアイドル、美女を見つけておくこと。
肌質や髪質や顔立ちや、身体もすべて、完璧、パーフェクト!
という美女がこの世にひとりは必ずいるはずです。
もう、見るだけでうっとりしてしまうような美女。
その人がストイックな人物であればなお良い。
そうして、日常的にまだまだ何度も欲望がめぐってくるならば
チョコレートやケーキとその最高美女を天秤にかけます。
「これを我慢したらあの人に近づく、食べてしまったら遠ざかる」
食べたいときって、食べるときの喜びをポジティブに捕らえているので
その食べたときの喜びを想像しては、食べないことで自分が損をしている
または辛い思いをしているのだ、と思ってしまいます。
だからポイントは
「食べない方が得をする。食べたら損をする」
と思えるようにすること。
そのために美女の姿を何度も思い浮かべるのは、ほんとうに効果的です。
ぜひ、砂糖断ちのお伴に美女を。