お尻についてそんなに年がら年中考えているわけでもないのですが、ふとした瞬間に
「あ、最近臀部をおろそかにしている」
と反省して自らのお尻についてこれからどうすればよいのかあれこれと考えてみたりします。
最近お尻について深く思考をめぐらせたのは、日本帰国中に友人に誘われてとてもお得だというエステティックサロンのマッサージを受けて、初対面の施術してくれた美人の姉さんに
「ちゃんと運動してる?お尻筋肉足りないよー!」
とパチーンとお尻を叩かれたとき。
けっこうショックだったので、それからあんなことをしてみたりこんなことをしてみたりしてお尻を鍛えてきたのですが、筋トレってどうしても「ここもあそこも全体的に」と欲張るから、私は毎日やるとなると軽いものじゃないと続かないのです。
お尻についても、やればキュッとはするのだけど劇的効果とまではいかなくて、しかしこのたびはパチーンとまでやられてしまったわけだから、他を差し置いてもお尻は早急に何とかしなければいけないと、お尻に特化した尻強化コースでこの一ヶ月頑張ってみました。
他のトレーニングはサボってもお尻だけは絶対にサボらない、と決めて一ヶ月、昨日シャワー浴びようとしたら、お尻の手触りと鏡に映して見た感じが変わっている!
プリンと弾力のある肉感になり、かたちもまるくなっている。
上部がこんもりしていて、今ならストリング(Tバック?)もいける……かもしれなくもないかもしれない。
お尻についてはここまできちんと変わったのははじめて。
やっぱりコンプレックスのある部分については、あきらめずに続けることが大事なんだなあと実感しました。
この一ヶ月、今までのヒップアップ運動に加え、お尻によく効くとうわさのスクワット2種を加えてみました。
まず一つ目は、基本のヒンズースクワットです。
脚を開き、ちょっとがに股気味にして腰を落とすコレです。
これに関しては、普通足はまっすぐか、少し外に向けた状態でやるみたいなんですが、私はこれだと膝が痛くなる予感があります。独断なのでおすすめするわけではないのですが、私の場合は脚を肩幅よりも広く開けば開くほどお尻に効いてくるし、膝を外にぐっと向けると負担が掛からなくてやりやすいです。
だから、脚を開けるだけ開き、10回×3セットを毎日やりました。
ただ脚を開きすぎてツルッといってしまいそうなのですべらないように、室内用のゴム製のサンダル(クロッカスみたいな)を履いてやっています。
それから二つ目が、話題のブルガリアンスクワット。
脚を鍛えるトレーニングでもあるのですが、椅子からなるべく離れるように、腰を落とすときに膝をあまりつま先よりも前に出さず、身体は少し前傾させるとお尻にすごく効くようになって……というかとにかくこれはキツイ。
両足それぞれ10回×2セットずつが限界です。
私は3セット出来ません。
それにやりすぎると膝が痛くなるような予感がして、調べてみるとやはり、膝の筋肉が足りない人は傷める可能性があるので少しずつ回数を増やすのが良いそう。
日ごろからやっておかないとダメですね。
この二種類のスクワットを加えるとすごくつらいのだけど、自分の尻限定でスパルタ民族的精神を学び、なんとか一ヶ月続けることで、確実に成果は出ました。
上がるし、ぷるんとするし、まるくなって、それにお尻と太ももの境目も前よりくっきりしてきました。
やっぱり努力って報われるんですね……
……と、今これを書いてると突然ちょっとセクシーな番組が(セクシー姉さんたちがセクシーポーズを延々とりつづける)始まってしまい、シャワー浴びてる白人の姉さんのお尻のアップについ釘付けになって、いけない今日も早く尻を鍛えなければと焦っており、セクシー番組製作側もこんな余剰効果を視聴者に生み出していることに職業的達成感を得てくださるならば、尻を通じて皆が幸せな気持ちになりますね。
ということで尻を鍛えて悪いことなんて何一つないのです。
では失礼鍛えてまいります!