私にとってボディのことで一番コンプレックスなのは、なんといってもお尻です。
日本人女性の大半はきっとお尻になんらかの問題を抱えている、というのは私が勝手に思っているだけですが、自分のチャームポイントを「お尻」という女性には、私は現実にはひとりも出会ったことがない。
誰しもがたとえば「大きすぎる」とか「ざらついている」とか「あざがある」とか「平べったい」とか「垂れている」とか個々の悩みを抱えている部位のような気がします。
桃のようなお尻を生まれ持っている女性は、それだけでもうシード権を持っているようなものだと思っている……
黒人女性はなぜかどれだけ太ってもお尻はプリンと丸いですが、そうするとどれだけ太ってもなぜか颯爽とした雰囲気があります。
彼女たちのお尻がぺちゃんこだったならきっとすごく印象がちがうはず。
お尻って大事だと、すれちがうたび思うのです。
私はと言えば、お尻にあまりに肉がなさすぎるのが悩みです。
こう言うと「小尻でいい」というひとがいるのですが、そんなまさか何を言っているのかと思う。女性と言うのはやはり尻にはある程度ボリュームがあるべきなのです。
そうでないとたとえばタイトスカートなどを履いたときに、なんとなくフェミニンさに欠けるし、それに布が少し余って格好悪い。
でもなに食べたってお尻にだけ都合よく脂肪がつくわけない。
だからここはやっぱり筋肉を出来るだけつけてボリュームアップしかありません。
見るからに大きくはならないにしても、筋肉を上手くつけることでとにかくお尻は上がります。
そうすれば小尻でもタイトスカートを履いたとき、上部が膨らむのでフェミニンさが出るんじゃないかと思います。
お尻の筋肉のほとんどは大臀筋なので、大臀筋と、お尻を支える筋肉中臀筋を中心に鍛えます。
この筋肉は大きいので鍛えると代謝がよくなるし、なによりお尻と太ももの境目がはっきりするそうです。
ここがぼやけていたり二段になっていたりという悩みは多いので、とにかく鍛えれば損なしの筋肉だと思います。
私はどうしてもお尻コンプレックスが大きかったためいろいろ試しましたが、ここを鍛えるには二つの有名な運動がやっぱり効きます。
いいものはいいっていうことですね。
①四つん這いになる→片足をまっすぐ垂直に伸ばす
を片足15回を2セット
②壁に手をつく→身体をまっすぐにしたまま片足を後ろへ上げる
を片足10回を3セット
で私はやっています。
とくに①は基本ですが、続けることが大事だってつくづく思います。
一週間ではダメなのです。
画像後半の中臀筋の運動もすごく効きます……というかキツイ。
②はとくに脚を若干内側に、もう片方の脚の方に斜めに上げると、とくに筋肉によく効いているのがわかります。
二週間真面目にやるとあきらかに違ってきます。
ところがやり始めたころはまったく効果がなくて、どうしてなのかいろいろな方法を考えては試してみたのですが、
結局、脚を上げるときに腰のあたりから思い切り振り上げてしまっているのが原因でした。
そうすると腰の力で脚を上げていることになり、効き目がないのです。
だから脚の付け根からゆっくり上げる、あまり上げ過ぎず、お尻の筋肉に負荷がかかる角度を自分で意識しなければいけない、というのがコツで、これを上手く意識できると一気に効果がアップしました。
それと背筋をまっすぐ直線に保ち、逸らさないことも大事です。
ついS字に逸らしてしまうんですよね。
極端にいうとこういう感じ。
ヒンズースクワットもなかなか効きます。
これはとくにお尻全体の筋肉が鍛えられてとても良いです。
それと、お尻は身体の中でもっともマッサージの効果が出やすいところだと思います。
私ヴェレダのホワイトバーチオイルはお尻を中心に使ってます。
→セルライトに効く?WELEDAホワイトバーチ・ボディオイル
すべすべになるし、かたちもよくなってやめられない。
太ももの裏からお尻までぐぐーっと持ち上げて各10回、それからお尻と太ももの境目の線をなぞるようにして、上に持ち上げるように各10回マッサージすると続けていくうちに丸みが出てきました。
お尻は大事な部分だけど意外に放っているひとも多くて、それはたぶん鏡であんまり見る機会がないからじゃないかと思います。
ちょっとおそろしいような部分もありますが、思い切って蛍光灯の下で眺めてみると、新しい発見があるかもしれませんよ……
そして普段なにもしてないひとはケアすればするほど効果が出るので、一度やり始めるとどんどん桃尻になって、楽しくなること請け合いです。