あけましておめでとうございます。
このブログを始めてから迎える初めての年越し……
それに年始年末いろいろと会合やらパーティーやら……
と、思ったら30日の朝から、突然の寝違えで首が回らない!
そもそも29日はほとんど寝てないのにどうして寝違えなんて!
たぶん寝落ちして無理な体勢で居眠りしたせいだと思いますが
今まで経験したことがないような暴力的な首の痛みに
いったいこの多忙な年始年末どう乗り切ろう……
と、ほんとうに途方に暮れ、それでも肉体的に我慢強いという
唯一の長所をなんとかフル活用してすべての予定は
首を回さないよう動くときは身体全体で動くという方法で
なんだかんだいろいろあって、アレがアレでとにかく
説明は省きますが、頑張ったり運命に導かれたりして
カウントダウンの瞬間は凱旋門の側にいました。
おそらくその瞬間、パリで一番人口密度の高い場所。
この人ゴミの中、ベビーカーを押している若いお母さんもおられ
フランスは満員のバスやメトロにベビーカ―を押して乗っても
みんな場所をさっとあけるしそのことを当然と思っているけれど
さすがに今日のこの人ゴミの中では迷惑とかなんとかいうよりも
無謀なんじゃなかろうか……酔っ払いだらけなのに……
でも良くも悪くも他人様のことを考える余裕もないくらい
とにかく人が多すぎて進むことが出来ない。
カウントダウン10分前くらいから少しずつスペクタクルが始まり
凱旋門にパリのメトロの線が映し出されたりして
観客(我々)を楽しませます。
プロジェクションマッピング?
午前0時には花火が打ち上げられて、我々は2015年を迎えました。
そして路上はいよいよ酔っ払いだらけに。
酒を飲まない私は酔っ払いだらけの状態がおそろしいけれど
まあ、新年だからいいか!
家に帰ると泥のように眠り、初夢を見ることもなく元旦を迎え
雑煮だけはなんとか食べましたが首はますます痛み
これはまずい、いくら寝正月だと言い訳したとしても
寝てても痛いんじゃあぜんぜん幸せな気持ちになれない。
そもそも新年会があるしフランスは年が明けたらすぐ活動するし。
というわけで寝違えを即座に治す方法はないのか……
あるわけないよね……と半ばあきらめつついろいろ試したら
あった!!
ほんとうにこんなに即効性のある方法があったなんて……
感謝します!!
これはゴッドハンド輝という大人気の医療マンガに載っていた方法で
知らなかったけど2009年にドラマ化もされていたようです。
首が痛いとつい首を揉んでしまいますが実は脇の下にある
腋窩(えきか)の神経を圧迫しすぎたことが寝違えの原因だそう。
首を揉むのは悪化させるだけなので、揉むならばまず
脇の下をゆっくりマッサージするほうがずっと効果的とのこと。
そして寝違えが治る素晴らしいストレッチがこちら。
■手首の力をだらりと抜き、腕を後方にゆっくり引き上げる。
自然に止まるところで止めて、20秒。2セット。
■手のひらを腰の真後ろ、ベルトの位置に当て、肘をゆっくり引いていく。
20秒キープ。2セット。
■腕を90度に上げ、肘をちょっと外側に、120度くらいに曲げて
軽く後ろに引き、20秒、2セット。
痛くない側もやっておくとバランスが取れるそうです。
一度やったらずいぶん軽くなり、一日何度も気がついたらやって
夜までにはほぼ痛みがなくなりました。
脇の下を圧迫してはいけないということはつまり
寝違えは枕の問題ではなく横向きに寝ることが原因かもしれません。
でも寝返りには抵抗できないから、なかなか難しい問題ではある。
ともあれこれで楽しい正月を過ごせそうです。
では今年もどうぞよろしくお願い致します。