日本ではそろそろ「笑ってはいけない」を見ながら年を越す準備をする頃でしょうか。そして笑ってはいけないは今年がファイナルってほんとうなんでしょうか?ほんとうだったらショック!
本来なら毎年クリスマスのイリュミネーションをベストタイミングでアップしたいものですが、今年はそうはいかなかったので日本が来年になってしまう前にクリスマスの思い出~年末という流れでメモしておきます。
もうこちらもお昼どきを過ぎてしまったんですが、まだ年末の「〇〇おさめ」がなにもおさまってなくて、しかしフランス人はともかく日本人地区に出かけたときの「年越し感」に押しつぶされそうになり、いろいろな意味で厚み2センチくらいになってるのが今です。ちゃんと年越したい!!
さてさて、今さら感満載ですが、とりあえずクリスマスの記録を。記録だけはさせて欲しい。
パリにいるならばとりあえず一度見ておかなければいけないギャラリーラファイエット。
ギャラリーラファイエットの今年のデコレーションのテーマは「スターウォーズ」だったらしいのですが、なんでこんなに今回に限ってどこもスターウォーズなんでしょう?エピソード1とか2とか3のときもこんな街中スターウォーズだったっけ?
スターウォーズ……うん、なんかわからんでもない。
あの銀の玉あたりなんでしょうね。
私、今年のツリーはかなり好きでした。去年も良かったけど、なんだかギャラリーラファイエットのもとの内装に合ってました。
ショーウィンドウのデコレーションもメタル感がすごいギャラリーラファイエット。
私、このドラえもんに出てきそうな、「メカ」がものすごく好きでした。なにに使うかわからない、とりあえず「メカ」。
しかしショーウィンドウのデコレーションに関しては、プランタンの方がいつも一枚上手です。
まあ、ギャラリーラファイエットはもうツリーを飾り付けた時点で、息切れしてますからね……
なんだかこの夢見る感じはプランタン特有のデコレーションです。子供たちが群がるのもプランタンの方。
バーバ―リーも毎年楽しみです。なにが良いってバーバ―リーのミニトレンチコートがいつも可愛くてしようがない。ミニサイズのものっていいですよね……
しかし今年一番華があったのは、個人的にソニアリキエルでした。
一番現実のパリで起こりそうな情景でもあります。
とにかくクリスマスのパリというのは、日本の正月と同じそわそわがあって、心浮き立ちます。
アップルもどこかクリスマスムードに満ちていました。
私は今のところ、このオペラのアップルが店舗のなかで一番好きなんですが、とくに用がなければ立ち寄る勇気もないので、買うかどうかは別として明確に欲しいものがあるときしか入りません。話しかけられたとき「アレが欲しくて~」という会話が成立しなくなってしまう。
クリスマスは結局、あまりにもな祝日ムードに押され、やらなければならないことを放棄して朝までパーティを楽しみ、その結果この年の瀬にヒイヒイいっておるわけですが、いったいなぜこんなヒイヒイいう羽目になっているのか?
そう考えてみたときに、原因はひとつしかないわけです。
スケジュール管理ができていない。
予定をつぎつぎ詰め込んで、できるできると根性論で睡眠を削りながらまるで時間と私は接触すれすれで競い合う二台のフォーミュラカーのごとくアクセルを踏み込んでおるわけですおそろしい。
スケジュール管理……そんなことを言い出したらまるでこのブログもライフハック術を展開する今風のブログのような様相を帯びてくるようですが、そんなことはまったくなくて、私がやろうと決めたことといったらただひとつだけです。スケジュール帳を買う。
スケジュール帳ならじつは毎年買っているんですが、どうも私は世の中のこまめな女性たちのように色ペンなどを使ってキレイなスケジュール帳を作るということが出来ないんですね。そしてマンスリースケジュールに予定だけ書きこんでは、ウィークリースケジュール欄はまるまる無視してたまに日記を書く程度です。
ところが、世の中の「いったいいつ寝てるんだろう」と思うような女性というのは、このスケジュール帳が色鮮やかにみっちり書き込んであるものなんだというんですよ。
いったいなにをそんなに書くことがあるんだろう?
と思いながらも、
「スケジュールをこまかく手書きで書きこむと時間の整理が簡単!またやりたいことリスト100や目先の目標(観たい映画などでも)をリストアップすることで驚くほど目標が叶う!」
という話を聞き、これはもう一種の宗教なのかとおそれおののきながらもここはひとつ騙されたと思って「2016年はスケジュール帳をみっちり埋める」ことに決めました。クリスマスをつい夜通し遊んでしまったついでに朝っぱらからスケジュール帳を買いにいくことに。
パリでスケジュール帳を買いにいくといったらBHVなんでしょうが、私は個人的にはBHVよりもモンパルナスのfnacの方がスケジュール帳はそろっていると思っています。
ひさしぶりにやってきたらユニクロが入っていた!ユニクロがパリに浸水していく!
スケジュール帳は最上階にあるので、わくわくしながらあがって行ったら、場所が変わり、ついでに品ぞろえがぐんと減っていました!ユニクロは関係ないと分かっていてもどこか侵略された感が否めない!
個人的にはこのシリーズ好きですが、前使っていたら背表紙がべりべりに剥がれてしまった嫌な思い出が。
この赤はなかなか可愛く、一日に一ページ分あって良い。
心を奪われたのはこのコンパクトな手帳。
このブログのヘッダーを見ていただければわかるように、私は女性が渋い小物を持つのが好きなんですね。
中身も良かった。
ただ……今回「スケジュール帳を使いこなし、時間を有効利用2016」そして「あとから読み返して面白いスケジュール帳」の二つの目標のためには、もっと書くところがいっぱいあって紙が良質なものがいいなと思いました。モレスキンは高い。
クリスチャンラクロワはもっと高くてしかもただのメモ帳だった。
致命的なのはフランス人の作るスケジュール帳はマンスリースケジュールがないということです。
レフィルにさえ見当たらないので、フランス人はあれをハンバーグに付いてくるパセリのごとく不必要なものだと考えているのでしょう。私は食べますけどね。
このたび私がほんとうに欲しかったのは「ほぼ日手帳」だったんですが、海外発送はEMSでしてくれるらしいんですね。届かないとうわさの。
いや、届くには届くんですが、いくばくかの工夫が必要で、なんの悪意も想定せず普通に郵送されて、配達員に好奇心でバリバリ開封されたりしたら私、2016年初っ端からつらすぎますからね、今度日本に帰ったときに手に入れることにしました。ああ欲しい……
そこでほぼ日手帳の代わりとなるのはやはりMUJIしかないでしょう。
なんだかんだでMUJIの手帳を買ってしまう率はかなり高いです。
今回初めて気が付いたんですが、MUJIの手帳、日本製って書いてあるのにフランスのものを円換算しても値段がほぼ変わりません。
前にノートを買っていたときは二倍の値段だった気がしたのに。スケジュール帳は需要がないから安めに設定しているんでしょうか?
こうして手に入れたスケジュール帳。シンプルが一番ですよね!
来年は徹底的にスケジュール管理し、ヒイヒイいわないでスマートにパーティーに参加できる身になることをここに誓います!
そして信じられないかもしれませんが、私はブログを毎日更新している人に言葉ではいい表せないほど憧れています。2016年はきっと涼しい顔して更新できる人になるんだ!
ではみなさん、よいお年をお迎えください。私は餅が手に入らなかったので、年が明けるまでになんとか代打を探すことにします。大根もちかなー。