愛と芸術を感じる第一日曜日・そしてお詫び

フランス生活

 

まずはじめにお詫びと訂正しなければいけないことがあって、

それは前々回の記事でモンマルトルについて書いたのですが、

モンマルトルのこと何回もモンパルナスって書いてしまったことです。

これはちょっともう混乱を招くかもしれぬので訂正しておきました。

日頃から私はモンパルナスとモンマルトルをしょっちゅうとりちがえてて、

だからモンマルトルのこと書こうとなったときに、

うわあこれはモンパルナスって書きそう気をつけなくちゃと

ずいぶん気をつけていたつもりなのにやっちまいました……

申し訳ない、混乱された方がいらっしゃったら、お詫びいたします。

ちなみにエレベーターとエスカレーターも

かなりの頻度でどっちがどっちなのかわからなくなります。

 

さて朝起きるとパリは快晴でしたが、

紫外線キライなのと億劫なのとで結構な時間までゴロゴロしていました。

ずいぶんゴロゴロしたあと三月の第一日曜日だということに気がつき、

第一日曜日(国立の美術館やらの施設が無料)をずいぶん長く活用してないから

散歩がてら活用しよかということで紫外線が弱ったのを確認してから出発。

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そしてpont des arts(ポンデザール)・芸術橋、にたどり着く。

ちょうど結婚式の写真を撮っている若夫婦がおられる。

お幸せに!

しかしパリでこういう風に

結婚式の写真を撮っている男女を見るにつけ、

若干の潔癖症の気のある私としては

ドレスのすそが気になってしかたがありません。

そして花嫁さんがドレスの上に羽織っているラビットコートみたいなやつ、

ウエディングドレスの上にああいうの羽織っているのは初めて見ました。

写真撮るときも羽織ったままだったから

たぶん一時的な防寒ではないと思われます。

 

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愛の南京錠。イニシャルを記してここに掛け、愛を誓う的な……

たぶん誓うんだと思います。願いが叶う系統ではなかった気がします。

この愛の重みで橋が沈むんじゃなかろうか……と心配になりますが、

実際てすりが壊れてしまうのが危惧され定期的に撤去されるんだそうです。

愛が……愛が……

 

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まあこれではしかたなかろう……

 

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しかし中国語だとぜったい裏切れない感がつよまるのはなぜだろう?

 

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個人的にはこの亀の南京錠が一番可愛かったです。

ミヒャエル・エンデの「モモ」に出てくるカシオペイアを思い出します。

子供のころの愛読書であった……

 

紫外線を避けたためもうほとんどの美術館は閉まる時間。

開いてるのはポンピドューくらいしか思いつきませんでした。

21時までだと思います。

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そしてしばしモダン・アートを楽しみます。

 

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この写真モモっぽいです。

私はモダン・アートが大きな場所に寄り集まっている様がとても好きです。

そこにはモダン・アートにしか醸し出せないファンタジーがあるのです。

日本だと岡山県の直島なんて、一泊するだけでどっぷりファンタジーです。

夜中にコーヒー飲みながら閲覧する写真集、繰り返される草間彌生のビデオ……

 

ところでパリは昼間だってそりゃ美しいのですけど、

ゴミとが落ちまくってるせいで若干上をむいて歩かなくてはいけません。

でもそうすると犬のフンとか踏んじゃうのでやっぱり夜が素晴らしい。

ポンピドューのテラスから眺めるパリがベスト5に入るくらい好きです。

 

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サクレ・クール寺院がぼんやり輝いていて美しい。

写真が異様にぼんやりしているだけじゃなく

実際ちょっとぼんやりしていました。

 

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