6月27日、土曜日は、パリのLGBTプライドの日でした。
ニューヨークの「ストーンウォールの反乱」から始まったと言われ
今では6月を中心に世界各地で
そして日本でも行われているLGBTプライドは
同性愛やトランスジェンダーの方々によるパレードです。
こう書いているとまるで計画的に参加しに行ったみたいですが
実際には、チェックはしていたのだけどうっかり
日々の雑事にまみれるうちに忘れてしまっていて
ラッキーなことにちょうど用事で出かけたときに
パレードに遭遇いたしました。
よかった、ついてた。
リュクサンブールからスタートし、レピュブリックがゴールで
私が遭遇したのはバスチーユ広場を少し行ったところ。
なんだかみんな座ってなにかを待ってるなーと思っていたら
こわもてバイクグループから始まり
ものすごくご機嫌な様子のトラックがやってきます。
トラック→陽気な人びと→トラック→陽気な人びと
というサイクルを10回くらい繰り返す感じで
それぞれのトラックが流す音楽がちょっとずつ違って
衣装やらコンセプトやらに特色があり
パレードの先頭から、ゆっくり逆行して歩いて楽しみました。
ほんとうはゆっくり眺められれば良かったのだけど
ちょっとそういうわけにもいかず、後ろ髪引かれる思いでした。
パレードに参加している人はさすがに
「あ、載せて載せて!」みたいな人が結構いて
たくさん写真を撮らせていただいて、うはうは……
なんだけどここに載せられない……なんというか
「あ、着て、らっしゃらないんですね!」
みたいな写真がかなり多かったため
目を皿のようにして厳選いたしました……残念残念。
いつもの市バスもトラックにまぎれて参加。
この方ものすごく背が高くて「スーパー!」と思いました。
スーパーに特に意味はないけど……
可愛いハッチも発見。
暑かったので水鉄砲部隊がうれしい。
あとヨーロッパでもそうそう見かけないとんでもないイケメンを見かけて
でも普通のカフェでコーヒー飲んでる兄さんで
この記事にまったく関係ありませんのでもちろん写真もありません。
脱線しても書かずにはおられないほどのとんでもないイケメンだったこと
それだけをただお伝えしておきます。
レピュブリック広場から逆行してゆっくり歩いても
最後尾はまだクリュニーラソルボンヌのあたりで
これはやはり一大イベントに違いないなあと
逆行している癖に興奮してしまいました。
これが最後尾。
このあとは警察と……
清掃車が続きます。
日本だったら
「ゴミを片付けるまでがパレード!」
と言われそうなものだけど、まあフランスだから
「パレードなんだから汚れちゃうでしょ!
清掃車で一気にごそっと片付けちゃお!」
みたいなことなんでしょうね。
あらかじめとんでもなく散らかることは予想しているという……
日本だと、今年は4月にあったみたいですね。
私、イベントに参加し損ねることが多い人間なので
はじめて参加……じゃなくて通りすがったのですが
思わぬ午後のウォーキングも出来て一粒で二度美味しかったです。
結構歩いたなー。
でも楽しかったのであっという間でしたよ!