2015年は22日が夏至ということで
パリで毎年恒例で行われる音楽祭
Fête de la Musique フェット・ドュ・ラ・ミュージックは
今年は21日の日曜日に行われました。
日が長いので遊び歩いてもこわくないし
朝までメトロも動いているので足の心配もなし。
イベント向きでない私のような人間であっても
これは楽しくてしようがないので毎年参加しています。
そして今年の特筆すべき事項と言えば
パッサージュ・デ・パノラマ(passage des panoramas)にて
日本のお祭りが催されたこと、でしょうか。
読売新聞にも載ったらしく
三味線や阿波踊りやイベント目白押しで夜店も出るし
普段あんまり外出しない友人もこれは見に行くと言っていて
私も楽しみにしていたのだけど
なんだかちょっと出遅れてしまって
賑わっていた時間を大幅に過ぎてしまっていた……
かき氷もヨーヨーももう売り切れ……
スロースターターってだめだな、とあらためて反省。
スタートダッシュってほんと、大事ですね。
でもぎりぎりジャズだけは見られるなーと待ってたら
ジャズマンたちが飲んじゃってたので20分くらい押してしまう……
飲み待ち……
でもその後はきっちり私達を楽しませてくれました。
昼間はもっと人であふれかえってたそうですが
個人的にはこういう静かな感じも好きです。
来年もこのイベントが続くなら
たぶん年を追うごとにますます賑わっていくことと思います。
ジャズが終わるといつものパッサージュ・デ・パノラマに戻り
私たちもピザ食べたりしてゆっくりしました。
もう23時くらいだったのにピザをね……
でも22時半でこの明るさですからね!なんだか食べちゃうよね!
そのあとはモンマルトル界隈で日本人があふれかえる
枝魯枝魯(ギロギロ)パリ店へ。
今年はなぜかあんまり人がいなくて
店の中にも入っていけるくらいでした。
なんでだろう?
見知らぬ人から一杯奢って頂けることになり
人様の親切を甘受すべく一生懸命飲み干しましたら
デロデロになりました!予想通り!
それで店内の写真まで撮ったようですが
真っ暗だしデロデロだしもうなにがなんだか。
たぶん帰ったのは3時くらいだったと思います。
道もメトロの中も普通の様子の人(ちょっとハイテンション)しか見かけず
こわい雰囲気はまったくありません。
メトロは動く線と動かない線があるのと
駅も主要な駅しか止まらない快速みたいになっているので
そこだけ気をつければ大丈夫。
ちなみに観光客らしき人で
メトロのチケットをたくさん持ってるひとを見かけたけど
この音楽祭の日には音楽祭の日用のチケットがあるので
そちらを買った方がずっとお得です。
3.5ユーロで音楽祭の間中乗り放題なので
4回も乗れば十分元が取れます。
券売機でチケットを買おうとすると一番上に出てきます。
なんとなく「Fête de la Musique」と書いてあるところを選べば買えます。
家に着いて明け方、泥のように眠りましたが
次の日は月曜日だったのでみんなきつかったでしょう。
それでも祭りの楽しさには勝てない人間の性よ。