美容のためにもっとも大事な三つのことと言えば、
そしてなんと言っても睡眠です。
三万円の美容液よりも肌によい睡眠、
私は寝る前にコーヒーを飲もうと紅茶を飲もうと、
抹茶を舐めようとドクターペッパーを飲もうと(飲んだことはない)、
眠れないなんてことは生まれてこのかたありません。
もしかしてカフェイン中毒すぎてもう効かない身体になってるのかも……
と心配になって急に水しか飲まなくなってみたりもしますが、
睡眠状況にまったく支障ありません。
夜中にトイレに起きるという経験もほとんどなくて、
いったん寝たら次の瞬間は朝であることがほとんどです。
でも最近、世の中はわりとそういう鈍感な人間ばかりではなく、
夜中なんども目が覚める、隣人の話し声が気になって眠れない、
朝早く目が覚めてしまいもう眠れない、など繊細なひとも多いと知りました。
睡眠薬を飲んだり、耳栓をしたり、というひとは案外多いらしいのです。
それはずいぶん大変だろうなあ、と鈍感ながら想像してみます。
私はなにをどうやってものび太のように眠れるので、
こればっかりはこれが効いたとか効かないとか言うことができません。
アロマとか、ハーブティーもわりと効くらしいのですが。
有名どころではカモミール、
アロマはなんだかんだ言って自分が好きなにおいを選ぶのが大切、
くらいの知識です。
アイマスクと耳栓はとても有効らしいのですが、
私はアイマスクをするとかえって眠れなくなります。
繊細めいたことを言いますが、
なんだか目の周りの締め付けが気になって。
よくないのは寝る前の電話とパソコン、とよく言いますね。
電話はすごくよくわかります。
こんな私でも眠れなくなるほど脳が興奮して
羊を数えても数えてもだめなときがある。
沈黙は金、と言うことかな……
よく、お肌のゴールデンタイム、と言って、
22時から2時の間は成長ホルモンがどしどし出るので、
この時間には絶対熟睡しておくように、と言いますが、
このことに関してどうしても解せないことがあります。
外国に住む人間の場合は、現地の時間がゴールデンタイム?
もし生まれ育った土地の時間が染み付いていたとしたら、
外国暮らしの人間は
永遠にゴールデンタイムにありつけないのではないのだろうか……
あるいはその土地に一ヶ月くらいで慣れてきて、
お肌のゴールデンタイムは自動的に現地時間に移り変わるのでしょうか?
だとしたら旅行中は、どうやってもゴールデンタイムには眠れません。
「飛行機降りたら現地時間」
みたいなイージーなことになっているんなら
こんな良いことはないのだけど、
渡仏してからこのことが気になってしかたがありません。
おそらくだれか研究している人物がいるに違いない、と探し中です。