おやつとして完璧に思えるアーモンドの美容効果
渡仏後もっとも美容的に私を助けてくれているもの……
それはアーモンドです。
日本にいるころからアーモンドの素晴らしい美容効果は、ある時期の「店頭に現れすぐに消える」という状況から察していたものの、私がナッツ全般大嫌いという悲劇から距離をつめるチャンスもなく、しかし渡仏後の自らの美容への不安から、もう嫌いとかそういう好みだとか馬鹿らしいものはいったん捨て置くべきだという判断で、ああ食べたくないなあと思いつつ習慣化させる努力をしたのです。
それにしてもナッツ好きはほんとうに得をしていると思うほどその美容効果は凄まじく、とくにアーモンドは最近読んだ日本の記事では、あまりのその美容効果にたくさんの女性たちがアーモンドを買い求め、結果今までとは比べ物にならない出荷量を必要とするようになり、突然のことにアーモンド業界は戸惑いそして騒然としている、とありました。
アーモンドを避けたくてべつのもので代用できないか調べましたが、どうしてもアーモンドに代わるものは見当たらない。
それほどにアーモンドはとくに女性にとっては完全美容補助食と言ってもいいような、間食にするとしたらこれ以外考えられないような出木杉くんなのです。
やっぱりアーモンドかーと私としてはがっかりしちゃう結果だったのですが、しかし完璧な美容によい食べ物が手軽に求められる環境はありがたい。
それは間違いありません。
フランスではオーガニック系のスーパーで買うことができます。
袋詰めしてあるものもあるし、自分で袋に詰めて秤で計ったり。
下の写真のような場合は袋に入れるだけでレジで計ってくれます。
スコップで詰めるタイプだと殻付きのものも買えるし、圧倒的にそちらの方がフレッシュで栄養価も高く味も良いです。
私は何度か試したものの、殻を割るという行為が大変で大変で、その労働の対価としての一粒のアーモンドを5秒で食っちまうなんて、なんて儚いんだと虚しくなりやめてしまいました。
さて、私が買っているのは生のアーモンドです。
素焼きアーモンドもあるのですが、アーモンド嫌いの私には、生アーモンドの方がおいしく感じるのです。
なんだかジューシーでミルクのような味。アーモンドミルクです。
これだとナッツ嫌いな私でも大丈夫だし、コーヒーのお伴としても良いです。
生アーモンドを食べてコーヒーを飲むとヘーゼルナッツラテ的味がします。
ただときどき酸化しているものもあり、それは美容に悪いし、その渋さといったらとても耐えきれるものではないのですぐ吐き出します。
殻つきならそんなことはありません。
ビタミンEやミネラルが豊富であったり良いことはたくさんありますが、私が一番アーモンドを手放せない理由は、終末糖化産物、老化物質であるAGEsを減らしてくれる効果があることです。
これはここ数年で今一番アンチエイジング界においてホットな話題であり、いかにAGEsをためないかというのがアンチエイジングの鍵となっています。
糖化は酸化よりも老化を促進してしまうと言われているからです。
とにかく避ける、AGEsの原因となる食べ物を食べないことも重要ですが、人間生きてれば、目の前でニコニコの子供にチョコレートをもらい「おいしいから食べてみて」と言われることだってあると思うしそんな場合は大人としてどうしても美容より優先するものがあると思うのでぜんぜん摂らないのは不可能です。
だったらひと思いにいっときのAGEsは受け入れ、アーモンドを常におしゃれな缶にでも詰めて鞄に忍ばせるのが女の生き方というものです。
アーモンド万歳。
その凄まじい効果については忘備録代わりにまたまとめてみたいと思います。