はじめに軽くお知らせなのですが、ここ数カ月ブログランキングなどの更新情報が上手く反映されないことが続いていたので、どうしてなのか知りたくてブログランキングさんに質問メールを送ってみました。
そうしたら先方からは丁寧にお返事をいただいたのですが、その回答が私にはちょっと高度に専門的すぎたので(私にはということですが)、もう更新情報が反映されるかどうかは運に任せよう……とあきらめ……いえ自然な流れに身をゆだねることにしました。
ですがただでさえ不定期更新であるのに不便ですから、更新情報をつぶやくためのTwitterアカウントを取得しました。
えー……8月に取得しましたね。それなのに未だ告知もせず更新情報を勝手にひとりでつぶやくという、無意味に無意味を重ねておったわけです。
なので無意味を意味あるものにすべく、良かったらフォローしてみてください。更新情報は手動でつぶやいているので忘れることもちょくちょくあります(無意味)。
@francenoyoru
ただ、私は自慢ではありませんが空前絶後のSNSオンチです。勧められてはアカウントを作って放置、また勧められてはアカウントを作って放置、を繰り返してきた人間です。リツイートが何なのかも理解していません。知らぬ間に近代的なさまざまな手法によりもたらされようとする交流に、まったく気がついていないことが頻繁にあることを前もって宣言しておきたいと思います。
じっさいこのTwitterアカウントを作ってからすでに2カ月後に気がついた、しかもそれがどういうシステムによって私のところに届いたのかさっぱり理解していないメッセージ(なのかどうかもわかってない)がいくつかあります。申し訳ないのですが、これに関してはまったく悪気はないのです。徐々におぼえます。
たとえばメールなんかはちゃんと気が付くので、今まで頂いたものに関しては必ず(遅くなったとしても)返信しているはずです。もし私にメール下さったのに返事がない、という方がいらっしゃるならそれは迷惑メールに入ってしまってるとか、その他なんらかの電信郵便アクシデント、あるいはマモーの島にひっそりと息づいている、秋の空よりもその心が移ろいやすいと言われるマザーコンピュータの気まぐれ、などが考えられます。
さて、というわけでロンドンです。私もすっかりWi-Fiがなければ生きていけない人間になってしまって、ロンドン旅行前にはWi-Fiスポットなど目をギラギラさせて検索しておりました。
以前TVで見たことなのですが、タイにはものすごく視力の良い民族がおり、彼らの視力の良さの秘密のひとつとして、日が落ちても電気を使わないことが挙げられるのだということでした。では仕事(漁業)が終わり、その後どのように過ごすのかと問われると、
ボーっとする、
とまったく迷いのない答えが帰って来たのが印象的でした。
ボーっとするて……しかしそれこそが人間本来の機能を損なわない正しいアフターファイブの過ごし方なのかもしれませんね。たぶん私はそれが許される人生であれば、夕暮れからボーっと海を眺めて考え事をしながら暮らすことはそれほど苦にならないのではないかと思います。でも、今のところそれは許されない人生なのですよ、たぶん。
……と前置きが長くなりましたがWi-Fi!必要ですよね!ロンドン初めて行かれる方は私のWi-Fi事情体感を参考にしてください。それ以外の方にはまったく使えないエントリです。
とはいえロンドンのWi-Fi事情に関しては私、そんなに心配していませんでした。ヨーロッパでWi-Fiに困ることってまあないだろうと踏んでいたからなのですが、その通りでした。パリと同じくらいフリーWi-Fiは張り巡らされています。むしろフリーWi-Fiなくて困るのは日本帰国中であったりします(ぜひ増やしていただきたい)。
まず何と言っても大都市ですから、マクドナルトとスターバックスがありますよね。トイレにしろWi-Fiにしろ世界中どこででも見つけられるマクドナルドとスターバックスさえあれば不足しません。とくにスターバックスは居心地の面でも最強のように思えます。日本のように事前登録も要りません。
でも、スターバックスはフラぺチーノや何とかマキアートなど甘いコーヒーを楽しむコーヒー屋であり、ブラックはイマイチなことで有名……
砂糖断ちをしている我々(私)にはあまり向かないのです。
そこでカフェ・ネロ(Caffé NERO)というコーヒーチェーン店が私としては便利な存在でした。
ええと……旅行中をいいわけに、コーヒーとレモンケーキなどを注文してしまいました。私はレモン味とヨーグルト味のものには大変弱くてですね……えーっと……これは、お安いのにとても美味しかったです(2ポンドくらい?)。
全体的にスターバックスよりは安い印象です。小サイズのブラックコーヒーが2ポンド切った気がします。記憶違いだったらごめんなさい。
椅子もとても快適でゆっくり出来ます。イタリアの豆を使っているらしいのですが、ブラックコーヒーはきちんとおいしい。そしてロンドン全体の飲食店で感じたのですが、店員の感じの良さはパリを大きく上回っています。
ただロンドンのフリーWi-Fi全体がそんな感じだったのですが、Wi-Fiを選択してもそのままは使えません。そのあとプラウザを立ちあげて住所やらなにやらを入力しないといけないのです。フランスより若干手間が掛かります。住所や電話番号は日本の住所でも大丈夫だし、旅行中ならホテルの住所を入れればもっと簡単です。
そして写真を使いまわしますが、ロンドンの至るところで見るこのプレタモンジェもフリーWi-Fiがありました。
他にもフリーWi-Fiの使えるカフェはたくさんあるのでしょうが、旅行者にとっては「いたるところで見つけられるチェーン店」というのが重要なので、上の二つは最強なのではないかと思います。とくにカフェ・ネロはゆっくりできて安いのでとても良いと思いました。
あとはもちろん駅や、図書館に入ればフリーWi-Fiは使えます。でも公共機関ですから仕方がないけれど、カフェよりはちょっと弱い印象でした。大英図書館のものはまったく問題なく使えました。
その他、ロンドンに行き倒している友人からは「銀行の前なら必ずWi-Fiが使える」という話を聞いていたので、カフェに入る時間がない、一分だけ使いたい、というときには銀行を探してその前で使っていました。
ただこれは大変遅いので、結局カフェでコーヒー一杯注文して使ってしまった方が楽かもしれない、と思いつつ使っていました。無料で使えるのだからありがたいのだけど。
こんなWi-Fiボックスもけっこう見かけましたが、こちらは有料みたいです。電話だって有料なのだから当然ですね。
まあほんとうは、旅行中は観光に没頭する方がいいのかもしれません。
でもやっぱりWi-Fiないと、一時間に一回は挙動不審になります。現代の病ですね。