パリでは白いご飯に飢えると基本的には中華料理に走ってしまうのは、麻婆豆腐の不思議な吸引力によるもの。 ……なのだけど、和食が好きすぎるからむしろ避けているところもあるのかもしれません。 やはり食べ慣れている分だけ、日本と比べるとそのコストパフォーマンスに満足出来ることは稀。 でも、食べたくないわけじゃあないんだ、いつだってどんなときだって食べたいに決まっている! ああ、なんでかつての私は朝ご飯にパン食べてたりしたんだろう? 夕食シチューのとき、ご飯は合わないからってパン食べてたりしたんだろう? ソウルフードはいつだってどんなときだって我々を心身ともに満足させてくれるのだ! さて、パリで私が和食に恋焦がれるとき、その強い渇望を呼び起こす二大スターは、お寿司と、串揚げなのです。 お寿司に対する欲はわりと、パリでもなだめることが出来るかもしれない。でも串揚げは「串カツ凡」のパリ店が出来るまではなかなか難しかったんじゃないでしょうか(あるにはあるけれど)? だから今回誘ってもらったときは大喜びで二つ返事でした。パリで串揚げ食べるなら凡で決まり、と中華ばかりでとくにグルメってない私の耳にまでその噂は届いていたのです。   私達が行ったのはランチでした。 串揚げ7本+野菜+ご飯と汁物+串休め+デザートで30ユーロです。