NYの魔力・今さらSATCのおもしろさについて

                            

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海外ドラマが好きで、むしろ映画よりも夢中になってしまいます。

海外ドラマのあの高速テンポでないとなかなか夢中になれないのです。

 

90~00年代に女性たちをとりこにしたドラマSATC、

仲良し30代女四人組、全員が魅力的な職を持っている、

ファッションと恋愛と赤裸々な夜の話、おまけに舞台はNY、

と、夢中になる要素しかありません

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にも関わらずなぜかずーっと好きになれなかったドラマ。

一話観てみるんだけどどうしても続けて観る気になれなくて、

ファッションだって素晴らしい、キャリーの衣装は可愛すぎる、

あの四人が朝食を共にする設定なんてたまらなくキュート、

なのにどうしてぜんぜん好きになれないんだろう?

と不思議だったのですが、

このたび突然DVDBOXを「観なよ」と貸してもらったので

……一気に観てしまいました。おもしろかったー。

人気の理由がわかった、と同時になぜ好きになれなかったかもわかった。

それは私がこの四人の誰にも魅力を感じないからでした。

ミランダは髪形によって、ああきれいだなという瞬間が結構ありましたが……

 

おそらくわざと美しすぎる女優は避けたのだというのはわかります。

実際サラ・ジェシカ・パーカーは、

本国アメリカの雑誌で醜い顔の女優NO.1に選ばれたことがあり、

本人も

「私は自分が美しくないことを知っている」

と語っていたことがあります。

そして大切なことは、この世には美しくない役者が必要だということです。

 

ただ私もNYにいったことはありますが、夢のような街だと思いました。

お金がなければキツイけど、お金があるならほんとうに特別な街だと思う。

そのへんがパリとはちがうとと思います(パリはお金がなくてもまあ楽しめる)。

ドラマだからちょっと美化はされているものの、

その夢のような街で、女たちは全員夢のような職を持ち、

その固い友情も、朝食のルールも、彼女たちの身につけるものも、

週末のパーティー、次々現れる男たちはそれぞれ美しかったりリッチだったり、

それを気に入らないからって次々捨てては理想を求めることのできる身分、

彼女たちは不満ばかり言っているけど、ほんとうに夢のような女の人生。

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なのにどうして、

そこに夢のような容姿の女優を使うことはNGなのだろう?

どうしてそこだけ異様にリアリティを求めてしまったのだろう?

しかしながら衣装のパトリシア・フィールドをSATCに推薦したのは

ほかならぬサラ・ジェシカ・パーカーだそうなので、

パトリシア・フィールド抜きでは成立し得なかったであろうこのドラマ、

着こなすのもやはりサラ・ジェシカ・パーカーしかいなかったのでしょう。

 

でも他の三人はともかくサマンサだけはもう少し美女がよかった。

サマンサの設定上それはどうしても必要なことだったのではないでしょうか。

口元にしろ身体のラインにしろ、

彼女が毎晩男をとっかえひっかえ、という設定はどうにも真実味がなく、

「私があのマッチョな20代の男ならサマンサについていくだろうか?」

と考えると、ミシェル・ファイファーぐらいならついていくけど……

と思ってしまう。

 

でもこの四人、確かにずっと見ていると愛着が湧いてきます。

とくにそのサマンサですが、

彼女がひとりだけ年上ということで見せる寛容さ、

たとえば誕生日で年を取ることに落ち込むキャリーに

「それなら私なんてどうなるのよ」みたいに言ってあげたり、

シャーロットに暴言を吐かれ、怒るんだけど謝罪にきた彼女を許すシーンとか、

そういう細かなシーンが見ているとちょっとジンとしてしまった。

リチャードと恋に落ちないよう気を張ってたのにプールサイドで陥落、

のシーンは全編通して一番よかったです。

BGMがよかった。SADE のBY YOUR SIDEという曲でした。

 

ただやっぱりこのSATCの難点は、

キャリーが最悪の女である、という部分に尽きるでしょう。

エイダンとのエピソードはほんとうに最低……

エイダンがいったいなんでキャリーに夢中なのかわかりませんが、

人の良い男ってこういう悪い女に夢中になるもんなんでしょうか。

パソコン壊れて彼のせいにするシーンのわがままさよ!

彼の優しさ無下にするし、帰宅後一時間話しかけるなとか、

おまけに最低にも既婚の元恋人と浮気をおこなう……

別れて再会後恥知らずにも復縁を迫る……

不倫相手の妻へ自己中心的な謝罪をし自分だけ満たされようとする……

復縁後(マジで!?)プロポーズされるも指輪が気に入らない……

まだ結婚したくない……でも出ていかないで……

 

これがリアルな等身大の30代女性だというのでしょうか?

そんなわけない、普通の女性はこんなに思慮に欠けてないはず!

 

それで結局はあの腐れ縁のゲジマユの男性と一緒になるようですが、

私には他の三人は自分の人生に満足するだろうと思えますが、

キャリーだけは永遠に満足するまい、

結局ゲジマユの男性もずいぶんエゴイストのようなので、

映画ではハッピーエンドですが、添い遂げられないんだろうな……

という予感に満ち満ちておりました!個人の感想ですよ!

 

結局このドラマを見て学んだことがあるとすれば、

「人間幸せになりたければまず身の程を知るべき」

「女友達と彼氏についてしゃべりすぎると幸せは遠のく」

ということでしょうか。

朝食のときファッションか仕事のことだけしゃべってたら、

彼女たちはもっと早くそれぞれの幸せをつかんでいたのだろうなあ。

 

しかしNYとパトリシア・フィールドのスタイリングを素直に楽しむだけなら、

もう、余計なこと考えず、それだけならほんとうに女心くすぐるドラマです。

楽しかった。

ちなみに最初はフランス語で観てましたがどうしても変な感じ……

やっぱりこれは英語で観るべきです!NYだもの。

英語でフランス語の字幕(あまりよくないらしいけど)で観ていました。

NY風情が出ます。



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