【ロンドン】“卵のトイレ”は必見!アートなレストランsketchでアフタヌーン・ティー

                            

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一度は……やはりイギリスにやって来たのだから一度はアフタヌーン・ティーを経験しておかねばならないだろう。

そもそも我々が「アフタヌーン・ティー計画」を立てたのは以前「串カツ凡パリ店」でご一緒したネイリストのTomokaさんの提案が発端でした。

→串カツ凡へ初訪問・夏トリュフと美しい手

「今度ロンドンに行く」と言うと、私よりもはるかにロンドン上級者であったTomokaさんはいろいろなお店をおすすめしてくれ、とくに「アフタヌーン・ティー」と「スケッチ」はぜひ、とのことだったので、じゃあスケッチでアフタヌーン・ティーをしちゃえばいいよね、ということに。

ちなみにこのとき、Tomokaさんに

「ロンドンはおすすめたくさんあるんですけど、どんな食べ物が好きなんですか?」

と訊かれ、一も二もなく「中華!」と答えてしまったときの困惑したTomokaさんの顔が忘れられません。

 

今回アフタヌーン・ティーの予約をしたスケッチ(sketch)は、3つ星も獲得したことのあるフランスのシェフ、ピエール・ガニェールと、アルジェリア出身のムラド・マズウスが2003年にオープンしたレストランです。オックスフォードサーカス駅から少し歩いたところ。

入口の、重力に逆らって立つ犬(?)が目印。

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このレストランには数多のデザイナーが関わり、内部にはいくつかコンセプトの異なった部屋があります。目的(お茶をするのかしっかり食事をするのか軽食なのか)によって案内される部屋が違うよう。写真で見るとどの部屋もすばらしく美しく、デザインや装飾というものが消費者に与える影響について考えずにはいられません。

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予約していることを伝えると、まず入ってすぐ右にある部屋に通されます。待合室も兼ねたティールームのようなところ。

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すぐに係の人がやって来て目的の部屋まで案内されます。廊下も気を抜いてない。

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そして私たちが通されたのはザ・ギャラリー(The Gallery)という部屋。受付のモードな方々にウェルカムされてのピンクワールド。

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友人の話によれば不思議の国のアリスをイメージしているとかいないとか。でもそんな雰囲気ですよね。徹底したパステルピンク、でも毒が潜んでる。

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従業員の衣装にいくつかバリエーションがあり、それを見るのも楽しい。私たちのテーブルは、アリスのような、ステラおばさんのクッキーのような衣装を着た、可愛い金髪の女の子が担当してくれました。

私たちは事前にホームページで予約を取ったんですが、そのときわかったことは、

 

■値段は39ポンド(サービス料12.5%含むと43ポンド)

■90分の時間制限

■予約時にクレジットカード番号の登録が必要

■当日の朝9時以降にキャンセルするとペナルティとして30ポンド

■荷物は預かってもらえる

 

ということ。

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通常ホテルのアフタヌーン・ティーなんかはおかわり自由ですが、スケッチはとくに記載もなく、ホテルではないのでおかわりはないのではないかと思っていました。友人は超少食なので問題ないようでしたが、私は「問題ある」と感じていた。予約は一番早い昼の予約で、午後のお茶会というよりはバッチリ昼食の時間だったからです……

でも担当の女の子の説明によればおかわりは自由だということ。さらに食べきれなかったら包んでもらうことも可能です。ちいさくガッツポーズ。

 

さらにもうひとつわからなかったことは「ドレスコード」。

このように初っ端から「おしゃれなレストランを」「おしゃれな人たちによって」「おしゃれな人たちのために」造ったのだとはっきり宣言している場所には、フォーマルかどうかというドレスコードよりも「おしゃれかどうか」というドレスコードがあるのではないか、という緊張が走ります。

しかしだからこそホテルよりは若干緩いのではないか、たとえばスーツにスニーカーは結婚式ではダメだけどモード系のパーティーなら場合によっては良いみたいに……と考えていました。

旅行にパンプスを履いていくのも、持って行くのも今回はイヤだった。

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結論からいうと、スニーカーでまったく問題ありませんでした。ついでにこの日私はいろいろな旅の事情でおしゃれとはまるで縁遠い恰好だったけれど、それによって扱いがひどいなんてこともありませんでした(扱いが明らかに変わる店もあると聞く)。ただ自分がちょっと恥ずかしいだけ!

別のテーブルには「田舎の屋台で朝おかゆ食べるときの服」みたいな格好の中国人一家もいたし(安心した)、ドレスコードというドレスコードはないのでしょう。自分の気分としてはおしゃれな服で行った方が楽しいとは思うし、顔には出さなくても従業員側のテンションはやはり違うとは思いますが。

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まずお茶を選ぶのですが、私はアールグレイを、友人はセイロン・ローズを頼みました。

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アールグレイはとても深い香り、セイロン・ローズはさわやかで清涼感があり、青っぽいローズの香りが鼻を抜けていきます。しかし友人は「え、薔薇のにおいまったくしないけど!」と言っていました。

あれ、この薔薇私の思い込みなの?

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そういうわけで友人は「アールグレイの方がいい」と言って、紅茶もおかわりが自由なのですが、おかわりをお願いしたあとポットごと交換しました。セイロン・ローズおいしかったと思うけど、薔薇がにおわない人にはイマイチみたいなので注意!

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シャンパンいるか?とも訊かれるのですが、これはもちろん別料金。しかし紅茶も飲んでシャンパンも飲むってこと?

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そしてお待ちかねの三段重ねのアレです。今日ばかりは旅行だしスケッチだし、立派なイベント事ですから砂糖断ち解禁……

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でも振り返ってみれば、とてもサンドイッチがおいしくって、サンドイッチでお腹を膨れさせてしまった気がする。ケーキの段になるともうきつくて食べられない。

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玉子サンドイッチなんて三つも食べてしまった。

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スコーンは途中でお願いすると、「プレーンにするかレーズン入りにするか」と訊かれ、温かいほやほやのものを布に包んで持って来てくれます。

これが、おいしかったんです。どのくらいおいしかったかと言うと、おいしすぎて写真撮るの忘れたぐらい!

中学生のとき友人から

「スコーン大好き!すっごくおいしくてハマってる!」

とすすめられ初めて食べてみたとき、「いったいなんだこの味気ない食べる端からボロボロこぼれてパサパサの口の中の水分をすべて奪う砂漠で口にすると命取りになるであろう食べ物は」と衝撃を受けた私は、スコーンと言うのは単に「イギリスで紅茶とともに食べられているというイメージだけで日本でも人気な雰囲気菓子」であり、「スコーンが好き」と口にするのはそのイメージを愛しているにすぎない「ファッションスコーン」であると思っていました。何度か食べたけれど、一度としておいしいと感じなかった。

でもこのときに食べたスコーンは温かくてしっとりして、「そうか、君だったのか……」とNice to meet youな気持ち。あきらめなくて良かった。

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スケッチといえば、なんといってもトイレに行かなくてはいけません。有名な卵型のトイレ。これが見たくて来たと言っていいくらい。

この階段から上がって行くんですが、真ん中の薄暗いところはイーストバーというバーになってます。でもトイレに囲まれてるところで飲むのってちょっとイヤだな、と思ってしまった。

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友人は「人が少ないから」と向かって左側の階段から上がって行ったんですが、じつは床のライトがブルーとピンクに色分けされていて、向かって右から上がった方が女性用みたいです。たぶんアレですね、「殿方」とかはっきり書いちゃうとおしゃれ感が損なわれるんでしょうね。

そしてこれがその……例の……完璧にアレです、ベジータが乗って地球にやってきたやつです。

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まあ中はなんてことない、それぞれ扉を開けて入っていくだけです。私の妄想上では、近づくと「イチメイ・カクニン」という音声とともに扉はシュッと上方にあがっていくことになっていたんですが。

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鳥のチュンチュンという鳴き声がずっと流れていました。

 

こうして存分にアフタヌーン・ティーを楽しみ、気がつけば近年こんなにはち切れそうになるほど満腹になったことはない、という状態でした。おしゃれにアフタヌーン・ティーを楽しみたければ腹6分にとどめ、残りは包んでもらう方がよりスマートなのでしょう。

会計もおしゃれ。紙やすりです。

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帰りにザ・グレード(The Glade)という緑を基調にした部屋もちらっと見えました。ここも素敵。

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私がこのたび学んだことは、おしゃれな場所におしゃれでないまま乗り込むと、たとえ丁寧に扱われてもやはり100%の力で楽しむことが出来ない、ということ。

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そしておしゃれな場所にたまに乗りこんでいくと、自分のおしゃれ偏差値がどのくらい衰えているか確認出来、リハビリにもなります。とくに海外在住のそこのあなた!海外のあまりのラフさに毎日ほぼすっぴんじゃありませんか!?最後にスカート履いたのいつですか!?最近の私です、それ!

スケッチはそんなあなたにぴったりの場所です。

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sketch スケッチ

9 conduit street, London W1S 2XG

HPもおしゃれ。



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