ジェーン・バーキンも愛用!Dr.ハウシュカのこれ一本でOKリップクリーム

メイク

ロンドン出身の女優といえば、私はなんとなくジェーン・バーキンのことを思い出します。フレンチ・ロリータ。

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そう、フレンチロリータ、と呼ばれていたこともあってなんとなくフランスのイメージのあるジェーン・バーキンですが、じつはイギリス出身なんだよ、えーそうなんだ!……という意外性が私に「ロンドン=ジェーン・バーキン」のイメージを強く植え付けてしまったのかもしれません。

今ではそのフレンチロリータという言葉のもつ小悪魔イメージを抜けて、ザ・ナチュラルなフランス女性のイメージを体現している(と思っている)ジェーン・バーキン。白いシャツ、洗いざらしの髪、ナチュラルメイク、オーガニック、エコロジー……みたいな単語の羅列が似合う女性になり、そんな彼女が以前どこかのインタヴューで

「私の美の秘密はDr.ハウシュカのリップクリーム」

と述べていたのは衝撃的でした。

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だって美の秘密って、もっとパックとか……アイクリームとか……たかだかリップクリームを美の秘密って……

と、バカにすることなんてとても出来ない、この超優秀リップクリーム。

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初めて出会ったときからもう何度リピートしたことだろうか。それは私がノンケミを求め過ぎて「もう光合成したい」などと正気の沙汰とは思えないことを考え始めた秋のことでした……

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Dr.ハウシュカの大人気リップクリームはあらゆるわがままを叶えてくれる

大ヒット商品ですから今さら何を言うこともないのですが、もしかしたらまだ使ったことがない人がいるかもしれない。

なにしろちょっとお高いですからね!率直にいって、リップクリームに1500円だなんて、かつてケミカルバリバリだったころの私からすればそっちの方が正気の沙汰とは思えませんでした。でも美容と言う名の沼はどのタイプの沼であっても、一度ハマれば底なしなのです。とくにリップクリームというのは、意外に簡単なようで難しいアイテムでした。

  • 口に入るものだからとくに成分に気をつけたい
  • もちろん成分に気をつけながら、UVカット効果も欲しい
  • さらに塗った後の美しさだって求めたい

とそれはそれはもう繊細な(わがままな)要求がてんこ盛りアイテムです。

このDr.ハウシュカのリップクリームの良いところは

  • 自然な成分によるSPF3の紫外線カット効果
  • ナチュラル成分なのに唇ぷっくり
  • 持ちが良い
  • 唇の色味が美しく整う

という、とくに口紅もグロスも使わない人にはこれ一本あればじゅうぶんという効果が揃っているところです。

SPF3でもありがたい!唇の紫外線対策はなかなか困難である

まあSPF3というのは心もとないという気持ちもあります。でも唇の紫外線カットってほんとうに難しくて、私も毎夏試行錯誤の連続なわけです。それでつい強硬手段に出たりして「これでいいんかい」と自分でも疑問に思うこともしばしば。

いずれにせよ、私にとっては「ナチュラルな成分で自然にUVカット効果してくれるも商品」というのはありがたいことには違いなく、はっきりいえば「ないよりいい」という気持ちで使っています。市販のUVカット効果の高いリップクリームは、どうも唇の皮がむけたり、荒れてしまうのが難点で使いにくいからです。唇の皮がむけるとその部分は将来的にシミになりやすいので、皮がむける事態は出来るだけ避けていくのが吉です。

そうはいっても、今まで真夏にこれを塗っていて、紫外線で唇がひりひりしたり赤くなったりなんてことは一度もないです。SPF3だけれど、こってりとした質感が唇を守ってくれるのかもしれません。

唇は、シミが出来やすいのに紫外線対策が難しく、刺激が多くて荒れやすい個所です。これだけでもリップクリームは適当に選んではいけないというじゅうぶんな理由になりますね。

自然派なのに、唇ぷっくり効果がすごい

そしてこのリップクリームはきちんと塗れば「こってり・ぷっくり」の唇が長時間持つのも良いところです。

たとえばディオールの大人気商品にアディクトリップマキシマイザーというのがありますよね。ああいう唇ぷっくり効果のある商品を、もしノンケミのリップクリームに求めるならば、私はこのDr.ハウシュカのリップクリームがNO.1と言っていいのではないかと思っています。

ケチらずたっぷり塗って、15分くらい放っておいてから鏡をみると、その艶とぷっくり感は他のリップクリームに比べても段違いです。

リップクリーム自体がとても硬いので、けっこうぐりぐりしないとべっとり塗ることが出来ません。このリップクリームはちょこっと塗っただけでは良さが あまり実感できなくて、思い切って豪快にぐりぐりべったり塗ってこそ「ぷっくりキレイ」の感動を味わうことが出来るのです。

たぶんこの硬さが重要で、硬いからこそ唇をぴったりカバーしてくれて長時間効果が続くのだと思います。

でもあんまりぐりぐりしてしまうと今度はそれが刺激になってしまうので、面倒だけどリップブラシを使う方がリスクは少ないと思います。

本来私はリップクリームはジャータイプの方が潤うと思っているのですが、このDr.ハウシュカのリップクリームに関しては、ジャータイプよりスティックタイプの方が断然優秀です(成分も違うし、まったくべつの商品です)。ジャータイプの方が高いのに……

日本人女性の顔色を健康的に整える、自然でビビッドなオレンジ

そしてその色味……これが私がとくべつにこの商品を愛している理由であり、ジェーン・バーキンの言ったことはほんとうに大げさでもないと思える理由でもあるのですが、肌や髪に問題がない時期ならば、口紅やグロスを使わなくてもこのリップクリームを塗っただけで外に出られる、「OKな顔」にしてくれます。塗ったあとの唇の色味があまりに好きなので、そのあとグロスも色つきリップも使う気になれません。これを使う日はこれだけ。

メイクはアイメイクが一番大事だと言われますが、このリップクリームを使ってから私はリップメイクの重要性を思い知ったと言えます。

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このビビッドなオレンジ色が唇の色を「もともとキレイな唇の色」風に補正してくれるのですが、通常私たちの思う「キレイな唇」の色より、「ちょっと方向性が変わる」といった感じです。なにしろこれほどのオレンジですから、このオレンジこそが、黄色人種の肌色を元気に明るく見せてくれる効果があるのです。だからこのリップクリームをたっぷり塗るとそれだけで顔色が良くなり、けっこういろんなアラを隠してくれます。

このように、リップクリームにしては割高感がありますが、一本で「ぷっくり色味をキレイに」整えてくれる効果が長時間続くわけですから、コストパフォーマンスは決して悪くないはず。

ところで容器がリニューアルしているんでしょうか。個人的には前のコロンとしたタイプの方が馴染みがあります。

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ひとつだけ要注意なのはヒマシ油が入っていることです。ヒマシ油は相性が良い人にはほんとうに良いものですが、合わない人は唇の皮がむけてしまうことがあるそうです。残念……

ヒマシ油には新陳代謝を良くしてくれる効果があるので、そのせいで新陳代謝が良くなり過ぎて皮がむけるのでは……と推測されます。

全成分

ヒマシ油、ノバラエキス、ホホバ油、ラノリン、ミツロウ、カロットエキス、シア脂、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、ダマスクバラエキス、アーモンド油、アンチリスブルネラリア花/葉エキス、セタノール、キョウニン油、水添ホホバ油、香料、ダマスクバラ花ロウ、レシチン

どうか廃番になりませんように!急にDr.ハウシュカがパッケージに象牙を使い始めてジェーンが「もう使わない!」とか言い出したりするような大惨事が起こりませんように!

Mandatory Credit: Photo by GUNNAR LARSEN / Rex Features ( 34019F ) Jane Birkin VARIOUS - 1971

Mandatory Credit: Photo by GUNNAR LARSEN / Rex Features ( 34019F )
Jane Birkin
VARIOUS – 1971

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