目指せぷるぷる・敏感な唇の紫外線対策

メイク

 

今週は短かった夏がちょっとだけ戻ってきて、半袖でも平気。

しかし紫外線もまた強くなってきてしまった……困った……

 

ところで唇って、なんだか一番日焼けしやすいと思いませんか?

私はとくに唇の輪郭が日焼けしやすく、シミが出来やすい気がします。

鼻の下が汗をかきやすいからか、知らずに舐めたりしているのか。

 

この「唇の紫外線対策」について、ブログを読んでくださってる方から

「どう対策されてますか?」とメールをいただいて、その方は

とても強い紫外線に悩まされていて、唇が乾燥するのだそうです。

それで私は「どうしてるんだっけ?」とあらためて考えてみました。

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メールをいただくまであまり焦点を当てることなく

気がつかなかったのですが、たしかに唇の紫外線対策は

なかなかデリケートで難しい問題です。

まずSPF数値の高いリップクリームというのは、乾燥しやすいのです。

それですぐに唇がパサパサになってしまうし

そのわりに「焼けないなあ」という実感を得ることがあまりなく

唇はなにを塗っても結構焼けてしまいます。

そうすると乾燥し、皮がむけたり、シミができたり

最悪なのは唇の色が悪くなることです。

 

問題は、唇用には

リップクリームにUVカット効果がついているものはありますが

日焼け止めクリームみたいに

「UVカットのみを目的とした」商品がないことです。

唇のシミというのは、意外に目立ちやすくてイヤなものなんですよね。

 

私個人がずっと続けている紫外線対策は、三段重ね法です。

 

①まず唇をたっぷり潤わす。

②高SPF数値のミネラルファンデをパフで抑える。

③色のあるもので唇の形を整える。

 

①の「潤わせるもの」は

白色ワセリンが一番乾燥しないし、唇をカバーしてくれます。

ただUVカット効果に重点を起きたいならば

ここで少しUVカット効果があるものを使ってもいいです。

SPF数値が低くて、ノンケミでたっぷり潤うものか

でなければ少しUVカット効果のあるオイルを使うのもいいと思います。

ラズベリーシードオイルとか、アボカドオイルとか、オリーブオイルとか。

それぞれ合うものがあると思いますが、とにかくここでは潤いを重視します。

そして少しだけ唇の輪郭を超えるようにぬります。

輪郭のラインが乾燥しやすいからです。

 

それから②のミネラルファンデで

本格的にUVカット効果を求めます。

私の愛用しているエトヴォスのミネラルファンデなら

SPF25++あります。十分です。

こうして潤い役とUVカット役を分けてしまうのです。

 

最後に、このままだと病的な色の唇なので

色のあるもので唇の色みを整えます。

ミネラルファンデが取れないように

グロスなら指でつけるのがいいと思います。

色つきリップクリームや口紅なら

ぽんぽんと押さえるようにつけると上手くいきます。

ここでタール色素のあるものを使うと

カバーしてるとは言えも混ざる可能性もあるし

そうするとシミになる可能性が高まるので

やはりタール色素不使用のものを選んでいます。

軽くUVカット効果のある口紅だったりするとなおよいですよね。

 

ロゴナにはUVカット効果があり成分も良い口紅がありますが

見た目が潤ってキレイなのはグロスの方なので悩みどころ。

 

つまり①と③は軽めのUVカット効果があればいい

けどこだわらない。

 

①で潤い、②で本丸のUVカット効果、③で見た目をよくするわけです。

 

こ、こんな乱暴なやり方でいいんだろうか……と自分でも思うし

私と同じやり方をされている方が

いったい世の中にどのくらいいらっしゃるのかわかりません。

ただ私は今のところ

これで問題なくUVカットが出来て、荒れたりもしません。

ものを食べたりして落ちたらまた①→②→③の順で塗りなおします。

面倒そうに感じられるかもしれませんが、意外にそうでもありません。

私の場合、どうせ三つとも普段持ち歩くものだからです。

ミネラルファンデはパフ付きの小さい容器に入れて

持ち歩いてるので問題なし。

 

唇がぷるぷるだとぜんぜん顔の印象が変わってきます。

私が一番唇が美しいなと思う人は大人計画主催の松尾スズキ氏です。

ぷるぷるでシワひとつなく、ピンと張って、桃色でキレイ。

パリに来られたとき、お見かけして、あらためてうっとり。

あの唇が、理想の唇。

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