【一時帰国】早朝や夜中の発着なら、成田空港に泊まれば良い

日本の出来事

都内から近く、レストランが充実しているという理由でいつもは羽田空港派の私ですが、今回はチケットを買う時にあまり注意を払っていなかったので、成田空港発着となりました。

成田はとにかく「都内から遠いし、つるとんたん(うどん屋)がないし、成田離婚とか不吉な言葉もあるし(言いがかり)……」となんだか良いイメージがなかったんですよね。

でも今回はじめて成田のヤツとじっくり向き合う時間があって、こう、腹を割って話し合ったんですよね、私たち。

そしたら成田って、意外にいいヤツだったっていうか、羽田という初恋の彼がつるとんたんていう特殊技能を推してくるもんだから、つい理想化し過ぎるあまり、いつでもそこにいて静かに微笑んでいた成田のよさに気づかなかった、みたいな、そうするとずっと無視してきた反動もあって長所しか見えなくなっちゃうってとこ、ありますよね。

都内から遠いといっても、京成高速バスで1000円で東京駅まで行けるし(事前予約で900円)、レストランだってつるとんたんがないだけでなかなか粒ぞろい。

それに夜遅い便で到着したり、朝早い便で発つことになっても、ひと晩安心して過ごすことが出来るんです。これは私にとってけっこう大きなポイント。

今回は朝早い便で出発することになったので、成田にいっそ泊まっちゃうことにしました。私はだいたいが、空港で一晩を過ごすのが好きなのです。

第2ターミナル1階の、入ってずーっと左に行ったところにきちんとウェイティングエリアというものが用意してあるんですね。親切です。畳があり、旅行本なんかも用意してあって、小さなお子さん連れの方(そういう人はあまり空港に泊まったりはしないだろうけど、ハプニングもありえます)にはとてもうれしい設備だと思います。

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でもこのウェイティングエリアに行くためには、けっこう長いなと感じる距離を歩かねばならず、出発は第1ターミナルだったのもあり、朝すぐに移動できるよう、今回は利用しませんでした。

それに離れている分、利用している人があまりいなさそうだったので、1人でここで過ごすのは少し怖かったのです。でも警備の方は定期的に巡回してくださっています。

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というわけで2階でパソコンいじったり本を読んだり仮眠をとったりして過ごすことにしました。

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このベッド代わりに使える大きなソファ(?)はすごくいい。こんなに快適に眠れる空港の椅子はなかなかありません。シェレメーチエヴォ国際空港の椅子なんて手すりが痛くって……

充電もバッチリ出来ます。i Phoneも直接充電できるし、とっても便利です。それにもちろんフリーwifi使い放題だし……もうシェレメーチエヴォ国際空港では……グチグチ。

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ちなみに夜はきちんとベッドで眠りたい、という場合はこのフロアにカプセルホテル「ナインアワーズ成田空港」への連絡通路があり、一泊4900円からお安く泊まれます。

カプセルホテルって泊まったことないので一度体験してみたい(サイトはこちら)。

でも今のところ、カプセルホテルの必要はないほど、成田は快適。そりゃあシンガポールのチャンギ空港みたいなド派手でいたれりつくせり、ここは一大アミューズメントパークかというような楽しさは望むべくもないのだけど、快適なソファや手すりのない椅子(寝転がることが出来る)がたくさん用意してあり、何人もの警備の方が一晩中見守っていてくれる、という安心感がずば抜けています。

ハブ空港の椅子はすべて手すりを取るべきだ。

お腹がすいたり必要なものがあったら、セブンイレブンがあるから大丈夫。

上階にあがっていくと、セブンイレブンへいざなう看板があります。

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それにしても、こんなにしんとした空港って、不思議な気持ちになります。

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看板をたどって行くと……あ……

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あった!現代人のオアシス!

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フランスにいると、「コンビニなくても大丈夫だなあ」と思うのだけど、こうして日本に帰って来てひとたびコンビニに足を踏み入れるとわくわくが止まりません。興奮してアイスコーヒー買って飲んでしまいました。100円かー。

そして2階フロアに戻って歯を磨いて椅子に横たわると、びっくりするほどぐっすり眠れました。あれーもうちょっと繊細だと思ってたー。

目が覚めるともう朝で、連絡バスで第1ターミナルへ行き、またアエロフロートで一路モスクワへ。

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次回、再び舞い戻ったシェレメーチエヴォ国際空港でまさかの無銭飲食!?あわやシベリア送りか!!お楽しみに!!

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